観察会2022レポート)春の植物の観察会~ウラシマソウを見よう
- 2022/06/18
- 15:33
5月15日、2022年最初の観察会は恒例のコース、大津市役所の裏山から三井寺までを歩きました。
まずは市役所と消防署に住まうツバメのお話、人間の生活にごく近いところにいる野鳥でありながら、皆さん、その生態は意外に知らないのではないでしょうか。
当会の観察会に限らず、自然観察会は植物観察が中心であることが多いのですが、こちらからの一方的な解説にならないような工夫をしています。
今回は紹介したい植物をひとつずつ額装(!)、細かい特徴を参加者の方自身で確認して頂きました。
答え合わせ、いくつわかりましたか?
森の中にひっそりと残る寺社にはアライグマの爪痕が、、、彼らも生き残るために必死なのです。
森の中はこんなものも、、、オトシブミです。
葉っぱを切って巧妙に巻いたゆりかごの中には卵がひとつ産み付けられています。
ほかにも道端には普段は気が付かない色々な植物が溢れています。
それぞれにはちゃんと固有の名前があり、決して雑草という言葉で一括りにはできない特徴があります。
さて、今回の観察会の主役であるウラシマソウですが、すでに盛りの時期が過ぎてしまい、期待頂いたものを観て頂くことができませんでした。
その代わり、同じこの時期に紹介させて頂いているギンリョウソウは秘密の観察場所(笑)で大きな株を見て頂くことが出来ました。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
次回は8月11日、水の中の生き物の観察会でお会いしましょう。