スプリング・エフェメラル、カタクリを求めて
- 2014/04/15
- 00:09
スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)といえば、その代表格は、やはりカタクリではないでしょうか。
カタクリを求めて京都の某所へ行ってきました。
鳥のさえずりが聞こえる谷間にひっそりと咲くカタクリはまさに春の妖精。
ピークの咲きどきには少し早かった感じですが、足の踏み場に苦労するほど沢山のカタクリに巡り逢って、ここへ辿り着くまでの苦労が報われました。
春を堪能するもうひとつのお楽しみはタケノコ料理。
山で食べるおにぎりやコンロで作るラーメンもいいんですが、たまにはこういうささやかな贅沢もオトナには必要です(笑)
午後は「田クリスタルミュージアム」へ(オトナの遠足はとっても忙しい)。
元高校教師の田雅介氏が退職後に私設で作られた鉱物の博物館です。
公共の博物館のような広い展示室ではありませんが、高田さんが10代の頃から収集されてきたコレクションは素人の我々が見ても、圧巻の一言に尽きます。
奥さまが「話始めると終わりませんよ」とおっしゃる通り、高田さんの語る鉱物とご自身の半生はまさにクリスタルの中で永遠に屈折を繰り返す光線のようでした。
高田クリスタルミュージアムのサイト