2016年「秋の木の実の観察会」レポート
- 2016/11/27
- 22:49
11月13日、素晴らしい秋晴れの日曜日!、皇子が丘公園で観察会を行いました。
例年やっている秋の木の実をテーマにした観察会ですが、自然とは気紛れ、毎年同じものがあるとは限りません。
時には下見をした後で公園の整備が入り、本番で紹介しようと思っていた植物が”雑草”として根こそぎ刈られていたりなどということもあります。
もちろんそんなアクシデントでオロオロするような我々ではありません、とっておきのネタはいつもポケットに忍ばせてありますから(笑)
この日はTさんがイチョウの受精について解説。
少し難しい話でしたが、日本では決して珍しくないイチョウがなぜ生きた化石と呼ばれる珍しい樹木なのかがわかったのではないでしょうか。
そして、色んな秋の木の実を手に取ってみて頂き、また秋の野外活動で厄介な種子、いわゆる”ひっつきムシ”を実体顕微鏡で観察。
今回の観察会では子孫を残すための植物の種子散布の工夫について多面的に迫ってみました。