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ビワマスを探して今年は湖東へ

恒例の秋の研修はビワマス観察会、昨年までは高島市の鴨川へ行っていました。
今年は琵琶湖の東岸へ行ってみようと信頼できる筋に相談、彦根の芹川を教えていただきました。
地図を見ると多賀町から彦根市の市街地を琵琶湖に流れる川で、えっ?、こんな住宅地の真ん中でビワマスが見られるのか!と興味津々。
まずは河口から始めようということで、到着しましたっ!



ビワマス、、、いませんね(笑)
あ、黒い魚影がっ!、、、鯉やん、、、。



とりあえず、カイツブリの写真を撮って、また車に分乗し、芹川を遡上致します。

やってきたのは、多賀町、水が綺麗です、、、が、それらしい魚は見えません。
痺れを切らして果敢に川に入るTさん、、、いないなぁ。



でもここでがっかりしていてはここまで来た甲斐がありません。
いつの間にか河原にある植物観察開始!、こんなの見たことないというような植物が沢山ありました。
(約一名、あ、ニホンジカの足跡と言って喜んでいるのいます)
ええ、ウチの会、この辺りの柔軟性と切り替えが素晴らしいんですよ(笑)



さて、このまま大津へ帰るのも惜しいので、予定になかった湖東県立自然公園へ。



芹川ダムを望むこの場所に、以前はネイチャーセンターがあり研修会や観察会の拠点になっていたようですが、建物はすでになくダム湖は害獣の防護柵で囲われていました。
かといって草茫々の放置状態ではなく、ダム湖の周囲に設けられた遊歩道はきちんと整備されていました。
ここで今回の研修会はコンプリート、ビワマスは見られませんでしたが”オトナの遠足”、楽しい一日でした。



蛇足ですが、ビワマスというのはアメウオ(雨魚)とも呼ばれることからもわかるように、川が増水したタイミングで遡上すると云われています。
雨が少ない時期だったのでちょっとタイミングが悪かったのかもしれません。
また来年も(たぶん)懲りずに行くんでしょう?、会長っ!(笑)

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おおつ自然観察の会

Author:おおつ自然観察の会
当会は身近な自然を皆さんと一緒に楽しんでいる市民グループです。
長年に渡り、大津市内で観察会を続けております。

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