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2018年「水鳥観察会」リポート

12月23日、膳所公園にて水鳥の観察会をしました。
例によってまずは双眼鏡の使い方を説明。



今年のテーマは”水鳥の脚に注目してみよう”です。



とっても寒くて我慢、我慢の観察会の年もありますが、今年は穏やかに晴れた冬の琵琶湖、澄み切った空の下で水鳥が観察できました。



今年は水鳥の顔ぶれが多彩(笑)、キンクロハジロ、ヒドリガモ、カンムリカイツブリ、エリに止まっているのはカワウかな?、ひとつづつ確認してゆきましょう。



う~む、でもなかなか脚が見えない。
下見の時には結構水から上がっている鳥がいたのですが、みんな上ってこないねぇ、、、。



この公園を中心に犬を連れて散歩される方やランニングしたりする方が休日は多くて、水鳥たちは警戒しているようです。



姿はもちろん種によって異なるのは当たり前ですが、同じ水鳥でも泳ぎ方、陸上での歩き方、そして餌の取り方など、それぞれの暮らし方に応じた脚の形をしていることを説明。
その辺りを頭に入れて最後は水鳥のオスとメスのカードをペアにしてゆくゲームをしました。



日本にやってくる水鳥は年々減少の傾向にあります。
それには色々な問題がありますが、迎え入れる日本の環境にも少なからず原因はあります。
その為に私たちに出来ることは彼らが安心して過ごせる環境を大切にすることです。
例えば公園にゴミを捨てないなど、それは私たち人間が健康に過ごせる環境を維持することと同じなのです。

ご参加の皆様、ありがとうございました、また来年お会いしましょう!




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おおつ自然観察の会

Author:おおつ自然観察の会
当会は身近な自然を皆さんと一緒に楽しんでいる市民グループです。
長年に渡り、大津市内で観察会を続けております。

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