観察会2019レポート)秋の木の実の観察会
- 2019/11/25
- 23:52
素晴らしい秋晴れの11月23日、皇子が丘公園で定例の秋の観察会を実施しました。
公園にある樹木にはドングリの他に赤い果肉を付けたイヌマキや、複数の葉を付けて枝ごと舞い落ちるケヤキなど色々なタイプの実を付ける樹木の他、甘い香りを放つカツラなど多種多様な樹木があります。
これらの樹木は自然にあるものではなく、植栽されたものが殆どですが、色々な樹木を観察してゆくには便利な場所です。
樹木を見た後は、当会の会長の渾身のドングリキットを並べてドングリの名前当てクイズ、さぁ、ドングリの殻斗(カクト)をしっかり比べてみましょう。
そして実体顕微鏡で引っ付きムシの秘密に迫ります、こんなになってんのかぁ、こりゃ取れないわ~(笑)
そして実体顕微鏡で引っ付きムシの秘密に迫ります、こんなになってんのかぁ、こりゃ取れないわ~(笑)
紅葉もやります、秋ですからね。
昨年もやったことですが、紅葉の美しいタイワンフウの木立の中、みんなで落ち葉を並べてゆきます。
サカナみたいだ、そんな声も楽しい!
サカナみたいだ、そんな声も楽しい!
そして今回初めてのアクティヴィティ、「ここに広げたシートに寝転んで紅葉を見てみませんか?」、予想どおり、見てみた~い!と歓声が上がりました。
見上げると360度の全天パノラマの紅葉が!、なかなかこんな経験できませんよ(笑)
秋の観察会は他のシーズンではやらないような実験的な試みもやっています。
マクロでみたり、ミクロでみたり、今まで見たことのない視点から自然を見る、非日常の世界は観察会ならではのお楽しみのひとつではないでしょうか。
少なくとも知識の押し売りになってはいけないと思っています。
今回は、おおつ自然観察の会らしさが出せたよねとスタッフから満足げな声も出ていました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。今回は、おおつ自然観察の会らしさが出せたよねとスタッフから満足げな声も出ていました。
次回は12月22日(日)に水鳥の観察会でお会いしましょう!